ギターリサイタルinカタルーニャのTVダイジェスト到着!
7月にスペイン、カタルーニャで演奏してきました。(詳しくは前の記事をご覧ください)
その時のTVダイジェストが届きましたので是非ご覧ください。
暑い・・そして咳が・・
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7月にスペイン、カタルーニャで演奏してきました。(詳しくは前の記事をご覧ください)
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やべえ宿題やってねえ!
の季節ですね(笑)さんざん「バルセロナ暑ちー暑ちー」と文句を言い続けていたのに、今はもう随分と涼しくなりました。どうも2ヶ月間またまたブログを放置していたので、このあたりで簡単に夏のまとめ!と行きたいと思います。
ではまず7月から。7月の頭にまずは引っ越しの大イベントがありました。
以前の記事に登場したあの"高すぎる蛇口"からこんどは"近すぎる便器"へと昇格致しました
近い。近すぎる。
突然汚い画像からスタートしてしまい申し訳ございません。新しいピソは学校まで歩いて5分程度なので立地は最高です。狭すぎるベランダからはサグラダ・ファミリアが見えます。家賃は光熱費込みで260ユーロ。私の部屋は以前の約半分ほどになってしまいましたが、それでも学校までの距離を考えれば以前のピソより圧倒的に便利です。
狭すぎるベランダより。
引っ越しイベントの次は、バルセロナのカタルーニャ美術館でコンサートをさせて頂きました。
こんなに人が来たわけじゃないですよ。お目当ては噴水ですw
当日は師匠のアレックスもばっちり客席にいたので緊張したなあ。。
続きまして7月後半。
2年ぶりにペトレールの国際ギターフェスティバルに参加してきました。
ペトレールとはスペイン、アリカンテの近くに位置しているちいさな町です。
今年はなんと国籍でおよそ30カ国、総勢130人近くの参加者がこの小さな町に集結しました。
このフェスティバルは体力勝負です。というのも2週間ほぼ毎日コンサートがあるので、
コンサート終了後は必ず、Cachéというバルで朝までコースを続けなければなりません。
というかこの飲み会に参加する事は非常に重要なのです。なぜなら巨匠ギタリストたちとはもちろん、
世界各国から参加してきた共にギターの道を志す仲間と交流できる貴重な場なのです。
これに耐えてこそこのフェスティバルの醍醐味を味わえるのであります。
といっても飲めないヤツにとっては厳しい。はい俺のことです。でも飲まなくたっていいんです。
毎日ココにくる事が大切なのです。でも必ず一杯は飲まされますが。。
そのバルで撮った写真です。中央はテイビッド・ラセッルというギタリストです。
まさかデイビッドと一緒にダーツで遊ぶとは思ってもいませんでした。
にしても青いTシャツの人、七三の鑑といっても申し分無い髪型ですね。
そろそろ髪を切りに行こうかしら。
では他にも写真を。
マスタークラスがあったり。(デイビッド・ラッセル)
コンサートがあったり。(ミゲル・トラパガ)
近くのバルでのんびりしたり。
人が多すぎて練習場所がなかったり。
飲み過ぎたり。
夜中にこんなんで遊んだり。
(これさすがにスペイン人超強いです。みんな慣れすぎ)
マカロニだったり。
いけない物に手を出したり(水タバコ。美味しくはないです)
夜景が奇麗だったり。
という感じで刺激だらけの2週間でした。
…そして8月前半。バルセロナへ帰還後、数日間風邪を拗らせ倒れます。(しんどかった)
8月中旬にはペトレールで知り合ったとあるギター製作家さんから連絡を頂き工房へいきました。いくつかギターを試奏しましたが、どれもとても良いギターでした。そしてなにやらギターを一本作ってくれるそうです。懐が寂しいので恐らく購入とは行かないでしょうが、できあがったらとりあえずまた意見が欲しいとのことで、楽しみにしています。
そしてあっという間に八月も後半。デンマークへと旅立ちます。
ええと。長くなったのでデンマーク編は次の記事でご紹介します。
ということで今日はこの辺で。
次回「暑いから来たのに今度は寒い」お楽しみに!
「じゃあ次はファリャの7つのスペイン民謡にしようか、次回までに全部仕上げてきてね」
次回って1週間しかないですけど先生、もうちょっと早く言って下さいよ。。。
室内楽の先生から出された無茶ぶりな課題です。
ソルの12のセギディージャスは何とかなったけど、ファリャの7つのスペイン民謡はもとがピアノ伴奏のものをリョベートがギター用に編曲したものなので、とても一週間では仕上げられない難易度です。(終始左手地獄なところとか)
しかもカンタンテとのリハもしなければいけないのでなおさらです。
個人レッスンなら途中で間違えて止まってもまあ支障はないですが、伴奏役であるギターが途中で止まったり、テンポがガタガタしているようでは、カンタンテが思うように歌えないのです。。。
アレックス師匠からもたまに無茶ぶりが飛んできます。
ある日の夕方、練習室で練習しているとアレックス師匠が突然やってきて
「ショタロ!今からレッスンだ!」
はいっ?!レッスンは金曜日なのに。まだ火曜日ですけど。。。
・・・という感じです。
この国では予定は予定通り行きません。
時間に関してもそうです。
ある日、授業の始まる時刻丁度に教室に居る私に、
「お前はいつも早いな。他のやつは俺の授業きらいなのか?まああいつらはスパニッシュ時間で動いてるからな。あっはっは(笑)」
とゾーランが冗談をいうくらい時間に関してはユルいです。
コンサートも夜遅くから始まるのが当たり前で、テレビの子供向け番組でさえ夜遅くまでやっています。
でもなぜかお店が閉まるのは早いです。
日曜日はほとんどのお店が閉まります。
24時間開いてるコンビ二みたいな便利なものはありません。
家の近くにopencorという比較的夜遅くまで開いているコンビニ的存在はあるのですが、先々週、最寄りの店舗が潰れました・・・これで21時30分以降に食料や水などの必要物資を調達するのは不可能となったのです。
日本のコンビ二が24時間も開いてるだなんて、なんと素晴らしいことでしょう。
本当あると便利、無いと超不便ですw
一番困っているのは学校の自動販売機です。
全部で6台ありますが、一ヶ月の内に必ずいずれかの販売機が体調不良を起こします。
前面が透明のプラスティックで内部が見えるタイプなので、哀れな姿でペットボトルが引っかかっているのを目撃すると、何だか情けない気持ちになります。
お菓子の自動販売機では、番号を選択した後、ウィ〜ンという音とともに機械が動くのが見えるのですが、あと少しのところで落ちてこなかったりします。
それはまるで、ゲームセンターでコインがあとちょっとで落ちそうなのに落ちないもどかしさ、あの子供の頃に感じた歯痒さが蘇る瞬間でもあります。先週は1ユーロ持ってかれました(返してー!泣))
今のところトータルで3ユーロ程持って行かれてます。
さて、かなり突然ですがここで「スペインあるある」を少しご紹介したいと思います。
【スペインあるある/2013年4月現在(バルセロナ)】
・犬が多い。
・芝生に寝転びたいけど○○○の存在が気になって出来ない。
・Huele mal.
・お隣さんとの壁が薄い。
・部屋が暗い。
・マリファナは違法だけどみんな普通に吸っている。
・11時以降はお酒を買えません。パキスタン系のお店では購入可能の場合有り。
・きちんとしたスーパーでも商品の補充不足、品切れ、生鮮食品の劣化は基本。
・メトロの扉は手動で開ける様になっていますが、基本的にスムーズに開かない。
・ドラえもん、しんちゃんが人気。魔人ブーはボカディージョが好き。ベジータの発音は"ベヘタ"(吹き替えより)
・運転手:「今日はここが終点」って今日はとかあるの?。。。(市バスにて)
・しまった!今日はまだ木曜日だった・・・(24時以降のメトロ入り口にて)
・公衆トイレがどこにも見当たらない。メトロの駅にもない。いったいどこに潜んでいるのだろうか?発見者報告求む。
・ジャガイモのファミリーパック売りはやめてほしい。うっかり買ってしまうと2週間ジャガイモ生活が始まります。
・買い物カゴに入れた商品をレジで一つずつカゴから台の上に置かなければならない。実にめんどくさい。
・ハモン売り場の匂いが苦手だ。
・受付窓口の人はだいたい不機嫌。
・エレベーターの(閉)ボタンが無い。
・洗濯物はベランダじゃなくて家の内側にある専用のスペースに干すのが基本。
・洗濯はスイッチを入れてから終わるまで2時間。ガンガン回ります。
・家のドアはオートロックが基本。というかドアノブが無いのでうっかり鍵を忘れて出ると、もう取りに戻れません。
とりあえずこんなところです。
もちろん良いところもいっぱいあるので、また今度書きたいと思います。お楽しみに!
それにしても"郷に入れば郷に従え"とはよく言ったものですね。
ダーウィンの言葉を借りれば「生き残るのは、最も強い種族でもなければ、最も知能の高い種族でもない。 唯一生き延びるのは、環境の変化に適応できる種族である。」
なるほど納得です。
自販ぐらい我慢我慢!
さて、そろそろ練習に戻らなければ!
勉強しなくてはならないことが山ほどあって、勉強したいことも山ほどあります。
でも同時にいろんなことは出来ないので、焦らず一つ一つ確実に熟していきたいと思います。
それではまた次回!
Hasta la próxima!
明日からスペイン南方へ演奏旅行に出かけます。
【スケジュール】
9日 Ubeda
10日 La Puerta de Segura
13日 Linares
14日 Navas
16日 Vilches
17日 どこかで
乾燥が少し心配です。湿度管理をしっかりしないといけません。
ちなみにバルセロナはまだそんなに寒くなく湿度もちょうど良いです。
ところで、やっと学生証を手に入れました。
学生証はいつもらえるのかとレセプションの5人くらいに訪ねてから一ヶ月以上経っています。
「あたしは良くわかんないからあの人に聞いてみて」とか「いつかは分からないが、そのうち手に入る。急いでるのかい?」とか「明日の3時にくれば分かるから明日来い」(謎)など散々たらい回しにされましたが、無事手入出来ました。
これで一安心です。図書室も利用できます(嬉)
明日は6時起床で、列車で8時間くらいかけての移動です。
誰かモーニングコールお願いします。。。
No tengo dinero.
Yo se que el avión es más rápido que el tren. Voy a ir allí en tren porqué tengo que llevar mi guitarra.
Hasta la próxima.
前回7月にスペインの"ペトレール国際ギター週間"というフェスティバルに行ったのが初海外でした。
その時は一人だったので不安と寂しさと闘っていたのですが、2回目の今回は師匠の富川勝智先生をはじめ、教室の生徒さん、手塚健旨先生、池田慎司先生、若手ギタリストの方々と一緒に過ごすことが出来たので、寂しくなかった!です!(笑)
旅の流れはこんな感じです↓
マドリッド⇒アルムニェカル⇒グラナダ⇒マドリッド⇒セビーリャ⇒リナーレス⇒マドリッド(たぶん11日間)
移動が多くてかなりハードでした。。。(なんせ朝が苦手なもんでw)
【マドリッド】朝食。チョコラテとチュロス。旅は先ず胃もたれから始まります。
【アルムニェカル】ホテルから望む地中海。マドリッドからバスで南へ4、5時間ぐらいだっけ?。
とにかく結構遠いです。
午前中、フリヒリアナを観光。
この日の夜のコンサートになんとホルヘ・アリサ氏が聴きにいらしてました↓!
ホルヘ・アリサ氏と! 感動です!
【グラナダ】憧れのアランブラ宮殿。曲に対するイメージが変わりました。
宮殿内部。
内部その2。
この噴水がトレモロの音です。
マヌエル・デ・ファリャです。
【再びマドリッド】アルカンヘル・フェルナンデスと!!
最高のギター職人です!でも彼はギター製作を引退しています。
スペインにはもう、あの様に素晴らしい音色を持つギターを作る製作家がいないのかと思うと、本当に寂しいです。。。
マヌエル・カセレスさんとも写真を撮って頂いたハズなんですが、写真が見当たりません(泣)。。
【セビーリャ】マリア・エステルとちょっとだけ共演!!
圧倒的な存在感でした。彼女のソロも舞台袖で聴いていましたが、物凄いものを感じます。
う~ん。言葉に出来ない…(そのくらい凄いです(汗))
CDや動画じゃ分からないものですね。
【リナーレス】セゴビア記念館の中庭です。運よくセゴビアのお墓も見ることができました。
セゴビアの手。旅一番の衝撃でした。
写真じゃ分かり難いですが、ありえない程の大きさです!鳥の丸焼きぐらいでしょうか。無敵です。
レナーレスでコンクールを終えた翌日はトレドを観光しました。
残念ながらトレドの写真が見当たりません…城壁に囲まれた旧市街はとっても綺麗でした。
(写真追加!【トレドのあべひろし】)
先ほど九州のギタリスト、壇遼さんが送ってくれたデータの中に一枚ありました!
彼女のブログに沢山写真がアップされていますので是非ご覧になって下さい。
⇒Haruka Guitar Life
とこんなぐあいなスペイン旅行でした。
ところが日本で直ぐコンサートが控えていたので、僕だけ一日早く帰ることになっていまして、せっかくだからとマドリッド一美味しいとされるお店につれて行ってもらったものの閉まっていて結局日本食レストランで親子丼を食べて帰国となりましたが他の皆さんは翌日じっくり堪能して帰ったのでした泣。。。
ともあれ今回も以前に増して収穫の多い旅でした。スペインに行けて本当に良かったです。
もう少し色々ご紹介できるかとおもったのですが、想いのほか写真を撮ってなかったようで微妙な感じになってしまいました。ゴメンなさい。。。
最後にお気に入りの一枚。
『トミー&シンディー』
帰国翌日は尾野桂子さんとのジョイントコンサート。無事終了です。お疲れ様でした。
そいえば昨日からのどの痛みと頭痛がするので風邪に気をつけないと…
風邪引いてたまるかーってもう遅いかな??
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