林 祥太郎のギターブログ

風に向かって立つライオンでありたい♪

マリア・エステル・グスマン先生マスタークラス

昨日は朝早く来日中のマリア・エステル・グスマン先生のレッスンを受講してきました。
先日のコンサートを聴いてレッスンを楽しみにしていたのですが、演奏だけでなく教える方も流石です。
一つ一つの楽章における全体の音楽の作り方やフレーズの細部に至るまで、かなり細かく楽曲を分析しながら丁寧に指導してくれます。
端から見ていると技術的なアプローチばかりに思えるのですが、実はその音楽を表現する為に必要なテクニックであって
決して技術的に速いパッセージや単に難しいフレーズが弾ける様になるための方法を教授しているのではないことに気づかされました。
 特に印象深かったのはビブラートについて。
ロマン派の曲のあるフレーズ内でビブラートをかけた時に指摘されました。
「そういうビブラートじゃない、日本人にはビブラートに問題がある人が多い様ですね」。
甘い音色が欲しい時のビブラートや音価を保つ為のビブラート、作曲された時代による使い分けなどビブラートにも様々なスタイルがあります。
それらをどう使うかをしかっかり考えて使っている人が少ないということですね。これは非常に些細にみえて実はとても大切な事なのだと改めて考えさせられました。

画像-0008

マリア先生カレンダーを頂きました!(ギターから出てるヒヨコがいい感じ)

昼食の後、九州からアンサンブルのレクチャーにいらしていた池田慎司先生方と合流。
実は昨日誕生日だったので夕食の席でちょっとした誕生会をやりました。

画像-0055バースデーケーキ?

蝋燭の代わりにつまようじを21本。まるで豆腐の様な味わい(笑)

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秋はいずこへ

夏が終わりやっと秋が来たかと思ったら突然冬です。
花粉の春。暑い夏。寒い冬。
過ごしやすい食欲の秋がすっ飛ばされてしまい少しがっかり…

今日はレッスンの終わりに先生からコンサートのチケットを頂いたので急遽蒲田へ直行。
これです↓
スペシャルトリオコンサート
~マリア・エステル・グスマン(ギター)&手塚健旨(ギター)&高木洋子(ピアノ)~
P1010167.jpg

   <プログラム>
・オリエンタル(E.グラナドス)

・アンダルシアの夜、バルカローレ、ナスカ(E.マルチェリ)
・鎌倉(F.クエンカ)

・暁の鐘(E.S.デ.ラ.マーサ)
・ムーアとジプシー(作者不詳)
 
・プロムナード、古城、リモージュの市場~組曲「展覧会の絵」より(M.ムソルグスキー)
・なぜ淡い光なのかは知れず(サンティアゴ・デルガド)

・鐘のなるキューバの風景(L.ブローウェル)
・大地の門(I.アルベニス)

・ガリシアン・キャロル(ガリシア民謡/江部賢一編)
・アランフェス(J.ロドリーゴ/江部賢一編)

 ピアノとギター二台によるトリオを聴くのは初めてだったのですが、とても素晴らしかったです。
ピアノソロに始まり手塚さんのギターとの二重奏。F.クエンカが来日した際に鎌倉で咲き乱れる桜にインスピレーションを受けて書いた「鎌倉」という曲はスペイン音楽と日本の音楽が融合した様な曲で、今まであまり耳にしたことのない音楽でしたが、二つの音楽が見事に調和していました。
 しかしなんと言っても後半のマリアエステルグスマンさんの演奏には驚きました。
無駄な音が一切なく、どんなに小さな音もまるで遠くで木霊しているかのようにハッキリと聴こえてくるのです。特にL.ブローウェルの「鐘のなるキューバの風景」では完璧なテクニックととても繊細で洗練された音に鳥肌が立ちました。
 最後のアランフェスはピアノとギターの三重奏。これは実に面白い編曲でした。江部賢一さんの編曲で初めは、ああこんな編曲かぁ、なんて聴いていたのですが、途中からジャズ風な要素などリズミカルなアレンジが加えられ、しまいにはなぜか井上陽水の顔が浮かんできてしまい(←意味不明ですねー)、こんな楽しいアランフェスは聴いたことないぞーというぐらい面白いアレンジでした。

秋は来なかったけど素晴らしいコンサートが聴けたので満足です^^*


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