カタルーニャでギターコンサート!
コンサートを終え、昨日バルセロナから帰ってきました。
向こうも日差しが暑かったけど、日本の蒸し暑さの方が断然辛いですね。。。
今回はスペイン、カタルーニャ地方の2箇所で演奏してきましたのでレポートします。
まずは1日目。
僕はどこへ行くのか当日までよく知らされていませんでした(笑)
とりあえず迎えの車に乗り込む。
当初の予定でジローナに行くと思っていたのですが、どうやらプッチャルダーという聞いたこともないところへ行くそうです。
さあとにかくバルセロナからプッチャルダーに向けて出発です。
Puigcerdàはカタルーニャ州、ジローナ県のフランスの国境近くにある町です。
バルセロナから右上のジローナの倍近い距離?
ていうかもうフランスじゃん?
コンサートの開演は21:30
現在の時刻18:20
間に合うのか!
運転手のジョルディ。
相棒のアイトール(友達)
プッチャルダーまで北へ2時間30分の旅。
ずーっと何もナーイ!けど景色は綺麗ですね!
会場に着いたのは開演40分前。
だがしかし、
開いてナーイ!
ジョルディが慌てて電話してくれたおかげで、15分後に鍵を持ったおばちゃん登場。
なんとか中に。
急いでセッティング&着替えして本番!
終了!
打ち上げ!
お客さんくるのか心配でしたが、意外とすぐに満員に。
遠かったけど、とっても綺麗な町でした。
帰ったのは夜中の3時半。疲れた!楽しかったけど!
次はエル・コグルで演奏です。
さあ2日目。
こんどはエル・コグルにむけて出発です。
どこだそれって感じですが、レリダ(Lleida)の南に位置してます。
ミゲル・リョベートのカタルーニャ民謡の編曲に「レリダの囚人」という曲がありますが、
そのレリダです。カタルーニャ語読みだと「ジェイダ」に近い発音になります。
リョベートも「ジョベット」に近い音です。
バルセロナから西へ車を進めます。
今日は先日よりも短い時間で行けそうです。
お!これはモンセラートではありませんか!
モンセラートはバルセロナから電車で1時間ほどで行けます。
ちなみにこれは1年前に行った時の写真。
ガウディの仕業ですな(笑)
今回はジョルディとの二人旅。(以下伏線)
S「カタルーニャ語の辞書が欲しいんだよね」
J「日本にはないの?」
S「あるんだけど、アマゾンで5万くらいするんだ。びっくりでしょ」
J「マジで?!それは高いねえ。おっ着いたぞショタロ」
今回もやっぱり何もナーイ。
「何もナイだろ?あっちを見てみろ」
なんかあった!
ここはRoca dels Moros (El Cogul)というミュージアムです。
なんと一万年前に人類が残した壁画を見ることができました。
右のおばちゃんが熱心に解説してくれます。
昔の人類が残したメッセージと対話しているかのような不思議な数十分間。。。
おっ!フェスティバルのポスターを発見!
そしてコンサートスタート!
演奏中!テレビカメラが入っての演奏は初めてだったので非常に弾きにくかったですが、
終わったらやっぱりパーティー!(笑)
地元でとれたオリーブ、アモーンド、ワイン、パンにブルというソーセージなどなど、最高の時間でした。
そしてなんとカタルーニャ語と日本語の辞書をプレゼントしてくれました!
しかもこの辞書、この方のお父さんが書いたそうです。
ここまで偶然が重なるとは。。。カタルーニャ語もしっかり勉強しなきゃ!
ということで演奏ツアーでした。来てくださった皆様、オーガナイズしてくださった方々に感謝です!
バルセロナから帰る日の直前、どうしてもまたここへ来たかったので行ってきました。
解説プレートや舗装工事など観光地化の波が押し寄せていて少し残念です。
帰るまでの数日間で、現地のたくさんの友人や先生方と会うことができ、とても素敵な旅でした。