マリア・エステル・グスマン先生マスタークラス
昨日は朝早く来日中のマリア・エステル・グスマン先生のレッスンを受講してきました。
先日のコンサートを聴いてレッスンを楽しみにしていたのですが、演奏だけでなく教える方も流石です。
一つ一つの楽章における全体の音楽の作り方やフレーズの細部に至るまで、かなり細かく楽曲を分析しながら丁寧に指導してくれます。
端から見ていると技術的なアプローチばかりに思えるのですが、実はその音楽を表現する為に必要なテクニックであって
決して技術的に速いパッセージや単に難しいフレーズが弾ける様になるための方法を教授しているのではないことに気づかされました。
特に印象深かったのはビブラートについて。
ロマン派の曲のあるフレーズ内でビブラートをかけた時に指摘されました。
「そういうビブラートじゃない、日本人にはビブラートに問題がある人が多い様ですね」。
甘い音色が欲しい時のビブラートや音価を保つ為のビブラート、作曲された時代による使い分けなどビブラートにも様々なスタイルがあります。
それらをどう使うかをしかっかり考えて使っている人が少ないということですね。これは非常に些細にみえて実はとても大切な事なのだと改めて考えさせられました。
マリア先生カレンダーを頂きました!(ギターから出てるヒヨコがいい感じ)
昼食の後、九州からアンサンブルのレクチャーにいらしていた池田慎司先生方と合流。
実は昨日誕生日だったので夕食の席でちょっとした誕生会をやりました。バースデーケーキ?
蝋燭の代わりにつまようじを21本。まるで豆腐の様な味わい(笑)
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